毎日の遺書

やがて伝説へ

2024/8/15

 今日も夢を覚えられなかった。

 

 今日も部活を一通りやった後、先輩に誘われて温泉に行くことになった。

 ひとつ思ったのは一個上の先輩のことだ。

 同じ学科の先輩がいるのだが、俺は正直この人があまり好かない。どこがと言えば、人のことを見下している節があるところだ。

 元々頭に良くない環境でずっと努力し続けてこの大学に入ったという人で自分の重ねてきた努力というか行動に自信を持っていてそのプライドで他人を突き放してくるタイプだ。

 いや、普通に頑張ってきたことに自信を持つのはいいことだがそれを武器にするのはどうかと思う。それに、言ってしまったら悪いがうちの大学に入るぐらいの努力なんて誇れるほどすごくないんだけどなと思ってる。

 なんだか、どこかで女子贔屓しているところも癇に障るし、俺お前らとは違うからとか思っちゃてるところはムカつく。

 

 それで自分の気に入らない人間というのが分かってきた。

 個人的には他の人間では到達できない領域まで登って超越したいという願望があるのは確かだが、それを微妙に届く範囲の領域で俺に対して突き放しによるマウント取ってくるような人間が嫌いなのだ。

 いや、それくらい俺でもできるわと思ってしまう。

 しかも、スポーツの分野ではないのもまた嫌なところだ。

 今までその先輩よりも凄い人間をたくさん見てきたのでちょっと勘違いにも程があるだろうと感じる。

 

 そうだ。それだ。もっと周りに凄い人がわんさかいるのに所詮俺程度の人間にマウント取るなんて自分の立場を固めることばっかりの視野の狭い人間でなんて滑稽なんだろう。

 ということで、人間関係について言えばもう悩むことは無いので安心した。

 

 あとは、この先輩を研究して徹底的に虐められる作品を作ってみよう。ストレス発散にもなんていいじゃないか。

 

 ということで今日は終わり。

 では、お先に。